ゴルフが苦手でも安心！足をつかった新しいかたちのゴルフ、『フットゴルフ』が面白い！⛳

(出典：日本フットゴルフ協会HPより)

コロナ禍で、その面白さが見直されたものの1つに「ゴルフ」があります。

今まではゴルフクラブを握ることのなかった方でも、コロナ禍でもある程度安心に出来るスポーツとして、ゴルフを始められた方が多いようです。ゴルフ場はもちろん、練習場にも多くの人が訪れているようです。

しかしゴルフはクラブでボールを打つ球技ですから、どうしても苦手な方もいる様です。そんな方でも安心な、今注目されているスポーツが『フットゴルフ』です。今回は足でプレーするゴルフ、フットゴルフの魅力をご紹介させて頂きたいと思います。

足でプレーするゴルフ、「フットゴルフ」の歴史とそのルールは？

フットゴルフとは、その名の通りボールを足で蹴ることで楽しむゴルフです。通常のサッカーと違う点は、目指すのが相手ゴールではなく、「カップ」だということです。⛳

使われるボールは11人制のサッカーで使用される5号球を使用します。カップの大きさは直径が53センチ、深さは30センチ以上とまさにサッカーボール仕様のカップとなっています。そしてプレイする場所は、通常のサッカーの競技場やグランドではなく、ゴルフ場などで行うことになります。

競技としてのフットゴルフの歴史は比較的浅く、2006年頃から始められたようです。そして、2008年にはオランダで第1回大会が行われ、それに合わせてルールの統一などが行われました。その後、2012年に第1回フットゴルフワールドカップがハンガリーで開催され、それを期に国際フットゴルフ連盟が結成されました。その加盟国は2017年には40ヶ国にも達し、日本でも2014年に日本フットゴルフ協会が設立され、同4月には第1回のフットゴルフジャパンオープンが開催されました。

そして、フットゴルフのルールですが基本的にはゴルフにおけるゴルフボールがサッカーボールに、クラブが足に置き換わったものとなります。9ホールまたは18ホールをプレーし、その打数を競うことになります。それぞれのホールにパーが定められているのもゴルフと同じです 💡

パー3は40～60ヤード、パー4は120～140ヤード、そしてパー5は170～200ヤードぐらいが目安なようです。プレーをする服装もサッカーのユニフォームではなく、ゴルフウェアに準じています。シューズはトレーニングシューズやスポーツシューズ、あるいはフットサルシューズが用いられコースの芝を守るためスパイクシューズは禁止されています。

フットゴルフの魅力とは？ゴルフやサッカーと比べると何が違うのか

フットゴルフの魅力は何と言っても、豊かな緑と自然に囲まれた解放感溢れる広い自然の中でボールを蹴って楽しむことができるという点です。もちろん、ゴルフをすればいいのかもしれませんが、ゴルフが苦手な方などもフットゴルフならば気軽に楽しむ事ができます。

では、ゴルフやサッカーと比べるとどうような点がよいのか、改めて見ていきたいと思います 💡

まずは、ゴルフとの比較です。次のような点がフットゴルフの良さと言えるのではないでしょうか。

　・ボールを蹴るだけなので、ゴルフに比べると誰でもプレーできる。

　・ゴルフクラブといった「道具」が要らないので体ひとつで始める事ができる。

　また、サッカーと比較すると

　・個人競技として気軽に楽しむことができる。

　・メンバーを集めてチームを結成するといった必要がない。

　・相手との接触プレイなどがないのでケガのリスクが少ない。

　といった事が挙げられると思います。

フットゴルフはどこで楽しめる？

では、そんなフットゴルフですが、どうすればプレイ楽しむことが出来るのでしょうか。日本フットゴルフ協会のホームページでは2021年2月5日現在、15の施設が紹介されています。基本的にゴルフ場の敷地の中に作られていることが多く、中にはゴルフ場内に36ホールが常設されている場所もあります。

さて、今回は足でプレーするゴルフ『フットゴルフ』の魅力についてご紹介させて頂きました。ゴルフ場でゴルフを楽しむには一定の技量や道具を揃えたりする必要があり、少し敷居が高い部分もありました。しかし、フットゴルフならば手軽に解放感溢れる1日を過ごせるのではないでしょうか。

ゴルフは苦手だけどサッカーは好きだという方、ゴルフが元々大好きで新しいかたちのゴルフを楽しんで見たいという方など、興味ある方はぜひ挑戦してみて下さい。⛳⚽