私のコロナ禍での楽しみ方。Vol.2 逆転の発想で『制限された状態』を楽しむ

私のコロナ禍での楽しみ方。Vol.2  逆転の発想で『制限された状態』を楽しむ

投稿者:広田

こんにちは、ライターの広田です。

新型コロナという感染症により、世界中がマスクや外出禁止で妙な一体感を持って過ごす日々が続いていますが、そんな中で私は東京デイズニーランドのイッツ・ア・スモールワールド」「地球はひとつ~のメロディをここ最近、良く思い出してしまいます。

不謹慎だと言う人がいるかもしれませんが、自宅で悶々としていても気分がすぐれるはずもなく、そんなときこそ楽しいことを考えて過ごすのがいいと、自分の脳内で自然と明るいミュージックをかける様です。

実際、こんな状況下では不特定多数の人と外食する機会を設けたり、大勢いるところに出掛けていく様な事はとてもできません。それは、戦地に武器を持たずに乗り込むようなものだから。

と、ここまで書いて、

戦時中に武器を持たず戦場を駆けた兵士の実話、『ハクソー・リッジ』を鑑賞したくなってきた。

これは、メル・ギブソンが再起を決して望んだ監督作品です。

極論かも知れませんが、今はコロナで大変ですが、人を自分の意に反してでも殺さなければいけないという、極限の戦時下の様な状況ではない、という点ではまだ救いはある。などとこの映画の事を思い出すと考えてしまう事があります。今はコロナ問題が世界的な話題となっていますが、当然この瞬間にも世界ではコロナ以外のもっと大きな別の問題を抱えている人達がいるのだと思います。紛争問題や飢餓問題など、それこそコロナなど気にする事もできない様な環境下において戦っている人も、間違いなく世界には多く存在するのです。

なかなか前向きにはなれない状況かも知れませんが、少なくとも自宅から自由に外に出れないという様な問題なんていうものは、そんな想像もできない様な環境下に身を置いている人達に比べれば、大した問題ではないとも考える事もできます。

以前の様に、旅行に出かけたりする事ができなくなったり、人と会ったりする機会が減ったりする事はあるかも知れませんが、毎日の食べるものに困ったり、少なくとも自宅では自分の好きな時間を自由に過ごせている人が大半だと思います。

コロナ禍は自分や世界を見つめ直す絶好の機会にもなるはずです。こういった映画鑑賞や、日ごろ読みたかった本を読んだり、自分の心の栄養になるものなら何でも取り入れやすい環境にあるのだから。それこそ、一気読みに最適だし、断捨離や掃除や整理整頓する“時”として絶好のタイミングだと思います。

外出を自粛しなければいけない環境は辛すぎる…そんな人も多いかもしれませんが、今はスーパーに買い物に行っても、「家族連れでの行動ではなく、お一人で速やかに買い物を終わらせるよう、ご協力をお願いします」というアナウンスが流れている場所もあります。必要以外の外出を避けて感染しない、させない対策をするのがもう当たり前だから、マインドを切り替えて、そういった環境下でできることに頭を巡らせてみるのも、今の私にとっては思いのほか楽しかったりするのです。人は、困った、できないと思っているとそういった環境に自分で望んでいるかのように身を置くはめになるので、いつもなるべく前向きに、リラックスして過ごす事を心掛けています。

今まで、リモートで打ち合わせをするなんて事はありませんでしたが、「ZOOM」はとても便利だし、ようやく使い方も慣れてきました。自宅でリラックスした状態で話せるので、今では以前の対面していた時の打ち合わせよりも、むしろ効率的に話が進んでるなと感じる事もあります (笑)

また、ネットで日頃のパターンとは違う面白い料理のレシピにチャレンジしたりもしています。以前は忙しくて仕事から帰ってから自分で料理をするなんて休みの日くらいでしたが自宅で過ごす時間が長くなり、自分で料理をする機会も増えた事から、私の料理スキルはこの約半年間で以前とは比較にならない程にアップしたと思います。💡

私は今も家族やごく親しい人はLINEで顔を見ながらほぼ毎日話します。近況を報告し合ったり、この様にコロナ禍の中でお互いどんな風に工夫して楽しく過ごしているかのアイデアをもらったりする事もあります。そんな風にしていると「大変なのは自分だけではない」と気づきや元気をもらえて、例え直接顔を合わせて会えていなくても、また明日も頑張ろう!という活力をもらえるのです。

制限された環境の中でも、発想の転換次第で充実した時を過ごす事はできるはずです。インターネットという近代のテクノロジーを駆使したあらゆる新しいサービスを体験してみたり、本を読んだり映画をたくさん鑑賞して感性を磨いたり、新しいスキルを身につける勉強に取り組んでみたり、制限された環境で何ができるかに常に思いを巡らせて、毎日それをなるべく楽しむ様にしています。

そう、これしきの制限でへこたれてなるものか!…と。

これからは、「土」から「風」の時代に変わり、「個」が活きやすくなる時代、と言われています。

それを信じて、「さあ、今日は何しよう。」

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