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奥が深くて面白い、現代アートの世界

奥が深くて面白い、現代アートの世界

投稿者:広田

こんにちは、ライターの広田です。

皆さんは現代アートと聞いてどんなイメージを思い浮かべるでしょうか?

奇抜なオブジェや、感性豊かな色彩で彩られた美しくもポップ調な絵の数々、中には自分でも作る事ができるのではないかなどど感じてしまう様な、非常にシンプルな作品など。

現代アートは、常に世界の様々な秩序に対して表現、挑戦を続けています。図工の問題や、写真、絵画、彫刻などの領域を超えて、アーティストたちは作品を通して表現をし、現代社会へ何かを訴えています。失業者が増えたり、治安の悪化や格差社会への反発などに対して、何かを表現したいアーティストたちのカタチとなったものが現代アートなのかもしれません。

今回は一風変わった現代アート、面白いアーティストたちの作品をいくつかご紹介しましょう。

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ロン・ミュエク 『スタンディング・ウーマン』

画像引用元 https://next.rikunabi.com/journal/20160311/

青森県、十和田市現代美術館にあるロン・ミュエク『スタンディング・ウーマン』は、4メートルもある巨大な女性が室内で圧倒される佇まいで、そこに立っています。その『スタンディング・ウーマン』の横に自分が立つと、まるで何かを問いかけられている様な、不思議な感覚になるのです。

トレイシー・エミン 『私のベッド』(My Bed)

画像引用元 https://www.snowmaiden.net/2018/10/10.html

1999にTate Galleryでターナー賞の最終候補作品の1つとして公開された、トレイシー・エミン 『私のベッド』(My Bed)。この作品はなんと4億4,309万円で落札された、という話もあります。こちらの作品は、レイプや中絶などの辛い過去から、アートを用いることで制限された感覚、感情を自己表現しているといいます。深刻な不眠症や心の病、痛みをオープンにした表現方法には、衝撃を受けつつも、何かとても引き込まれるものがあります。

バーネット・ニューマンの『白い炎』

こちらちょっと、複雑な気持ちになる人がでてくるかもしれません…。なぜなら、「真っ白なキャンバスに青い線が適当に書いてあるだけ」「ぐちゃぐちゃな青い線を素人が描いただけじゃないの?」と、一般庶民には思えてしまう作品だからです。そしてその、ぐちゃぐちゃの様な絵が「4億円」で落札された、という事実があるからです。😅

子供さんがいたら書かせてみようかななんて、ついつい思ってしまいますよね? (笑)

現代アートの大物が表現する、強烈な世界観

2016年米TIME誌の「世界でもっとも影響力のある100人」に選ばれた草間彌生(くさまやよい)さんの作品は、無数に描かれた水玉模様が黄色と黒のカラーコントラストで挑発的イメージを醸し出していて、ご本人同様の個性が光ります。水玉の女王といわれる草間さんの作品のモチーフは、独特の雰囲気、世界観があり、世界の人々を魅了するのです。

芸術テロリストと呼ばれているバンクシーは彼の落書きを評価する人々の声が多くあり、その作品は現代アートの世界へ引きずり込まれました。「ショッピングカートと一緒に落下していく女性からは格差社会への風刺が、覆面姿で武器を投げようとする少年からは、テロへの抗議が読み取れるなど、人々はバンクシーの作品に共感してしまうのです。

画像引用元 https://media.thisisgallery.com/20188939

訴えたいことを表現して、それに魅了されてしまう世界観が現代アートにはあります。作品に対しての感じ方は人それぞれあるかも知れませんが、単に見るのではなく、その作者の生き方や背景を知り、作品に目を凝らす事で、作者のメッセージを感じ拾う事ができ、より作品を楽しむ事ができる側面がアートにはあります。

そして、様々な作品を見ていく中で、もしかしたら何か自分もできそう!なんて感じる方もいるのかも知れません。(笑)

奥が深い、現代アートの世界、皆さんも機会がありましたら、ぜひ直接見に行ってみてはいかがでしょうか。💡

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