2022年夏、大阪・長居で夜の植物園がアートな空間に変わる常設展「チームラボ ボタニカルガーデン大阪」がオープン。

投稿者:ラスティー

植物園というと草や花、樹木に触れる場所というイメージのお出かけの定番スポットの1つと言っていいものだと思いますが、夜の植物園というのはあまりイメージがありませんでした。そんな夜の植物園とテクノロジーによるアートが融合した空間『チームラボ ボタニカルガーデン大阪が大阪の長居植物園に2022年夏、出現する事になります。

そして今回それをプロデュースするのは日本を代表するデジタルアーティスト集団であるチームラボとなっています。

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夜の植物園が光り輝くアートに空間に!『チームラボ ボタニカルガーデン大阪』

チームラボについては、もはや説明する必要もないかもしれませんが様々な分野のスペシャリストが集りテクノロジーを駆使してボーダレスで創造的な世界を生み出している集団で日本国内のみならず世界各国でアートの展示も行っています。

長居植物園は大阪市内にありながら広大な面積を誇る公園の中にある施設で2022年4月にリニューアルされたのですが、約24万m²という広大な敷地の中に約1,200種類もの植物が生い茂る日本有数の植物園なんです。

そんな都心のオアシスのような植物園に新たな魅力として「チームラボ ボタニカルガーデン大阪」が加わることになりました。本展示の公式サイトによれば「チームラボはこの空間を自然のふるまいや人々の存在によってインタラクティブに変化し、過去、現在、未来が交差するアート空間に変えていきます。」となっていますが、果たしてその中身はどのようになっているのでしょうか。少しだけご紹介させて頂きます。

<呼応する小宇宙 – 液化された光の色>

(画像出典:公式ページより)

ovoidと呼ばれる卵型の物体が展示された空間では、ovoidが日中は周りの世界を映し出しながら音色を響かせ、日が沈むと自ら輝きだし周囲に呼応しながら変化し、美しい音色を響かせていきます。

<呼応する木々>

「呼応する小宇宙」から伝播してきた光に応えるかのように、木々が音を出しながらゆっくりと呼吸するかのように明滅し、色彩豊かで神秘的な世界を演出しています。

<自立しつつも呼応する生命の森>

密集したovoidの間を人がかき分けて進んだり、風を受けて倒れたovoidが、立ち上がる際に光の色を変えたり、色に合わせた音色を響かせる空間で人の存在や空気の動き感じることが出来ます。

<具象と抽象>

人々が作品のある空間で立ち止まっていると、そこに新たな線の集合が現れます。それはあらかじめ予定調和で描かれたものではなく、その空間に訪れた人々の振る舞いによって変化し続けるようになっています。

その他にも、<憑依する炎><浮遊する呼応するランプ – ワンストローク>と言った創造性あふれる展示がなされる予定となっております。

<チームラボ ボタニカルガーデン大阪>

オープン日:2022年7月29日(金)
場所:大阪市東住吉区長居公園内 長居植物園
時間:19時30分~22時(最終入場は21時)
休館:第2及び4月曜日
料金:大人(高校生以上)1,600円、子供(小中学生)500円

最近では夜の動物園や水族館もよく見聞きするようになりましたが、それらは動物等の生態にスポットを当てたもののような気がします。しかし、今回の長居植物園での展示は植物園でテクノロジーによって神秘的な別世界を創り出していて、まさに人と植物による壮大なコラボレーション作品と言えるのではないでしょうか。是非ともそんな世界に紛れ込んでみたいものです。

【チームラボ ボタニカルガーデン大阪 公式ページ】
https://www.teamlab.art/jp/e/botanicalgarden/

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