エンタメのヒントがここに!?日本全国のユニークなご当地イベント👺

エンタメのヒントがここに!?日本全国のユニークなご当地イベント👺

投稿者:じんじん

イベントと言うと沢山の人が色々なところから集まるメジャーなものを想像しがちですが、人が集り何か面白いことをする、楽しく過ごすという事ならこれらは全てイベントと言ってもよいのではないでしょうか。

そして、そこにはエンタメの要素がたくさん詰まっているのだと思います!日本全国には地方色豊かなユニークなイベントが沢山あります。そんなユニークなご当地イベントをいくつかご紹介させて頂きたいと思います。

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国際雪ハネ選手権(北海道)

国際雪ハネ選手権は北海道士別市で行われているイベントです。この地方は冬は2メートルを超える積雪となることもある「特別豪雪地帯」に指定されている地域です。

そんな士別市で行われるこのイベントは雪ハネを競うものとなっています。雪ハネとは雪かきのことで、雪が降り続くこの地方での雪ハネ作業は欠かすことの出来ない重労働なのですが、それすらイベントにしてしまうあたりにこの地方の人達の逞しさを感じますね!

競技は4人1組で行われ、180センチ四方の箱の中に詰め込まれた雪をスコップでかきだし(はねだし)、箱の底のコンパネの下の旗を取り出しスタートラインまで戻る速さを競うというもの。そして優勝すると賞金の他に「黄金のスコップ」が授与されるという賞品にも拘りが詰まった面白いイベントとなっています。(笑)

【国際雪ハネ選手権公式HP 】
http://yukihane.org/

万国ホラ吹き大会(青森県)

津軽地方に古くから伝わる「石の塔見ねうぢ、でっけいごと しゃべらいねぞ」(石の塔を見ないうちは大きなことは言えないよ)という諺(ことわざ)からヒントを得て、この石の搭がある大鰐町(おおにわまち)で行われるイベントです。

こちらのイベントはシンプル言うならばホラ吹き自慢(大げさな事を言う)を競い合う、というもので当日は石の塔への参詣登山を行い大法螺吹き免許証が交付された後、5分間の持ち時間の中での大法螺(おおぼら)を競うものです。(笑)

【 万国ホラ吹き大会 実行委員会】
https://www.tohokukanko.jp/sozaishu/detail_1007571.html

ビーサン跳ばし選手権(神奈川県)

皆様ご存知の通り「ビーサン」とはビーチサンダルのことです。神奈川県茅ヶ崎市等で行われるこちらのイベントは環境市民団体の活動の中で生まれました。ビーチで清掃活動をした後に行われるイベントとなっており、1チーム3名で女性を1人以上入れるルールのもとビーチサンダルを飛ばし飛距離を競い合うものです。

【ビーサン協会HP】
http://beach-sfa.com/

全国金魚すくい選手権大会(奈良県)

お祭りの夜店などでお馴染みの金魚すくいを大々的なイベントにしてしまったのが、金魚の産地、奈良県大和郡山市です。1995年から始まり全国から多くの人が集まるこのイベントは、既にメジャー級のものとなっていて、この日を目指して普段から鍛錬される方がいたり、金魚すくいにおいての色々な秘儀が繰り広げられるほどのものとなっています。

【奈良県大和郡山市HP】
全国金魚すくい選手権詳細ページは>こちら

雑巾がけ選手権 (Z-1グランプリ・愛媛県)

2022年の現代では学校の廊下を並んで雑巾がけするようなことはないかも知れません。しかし、長い木造の廊下があった昔は当たり前のように行われていて、自然とついつい競争になったりしていましたよね。😂

そんな昭和のレトロを感じることが出来るのが、この雑巾がけ選手権、別名Z-1グランプリです。舞台は愛媛県西予市(せいよし)にある宇和米博物館の109m木造廊下です。この博物館は元々小学校の校舎として使われていたものですから、雑巾がけ選手権の舞台としてはこれ以上はないと言えるでしょう!

【Z-1グランプリ公式HP】
http://z-1.impulse-seiyo.com/

全日本おしくらまんじゅう選手権(佐賀県)

(画像出典:たびらい)

冬に自らの身体を暖める、おしくらまんじゅうを競技にしてしまったものです。佐賀県武雄市(たけおし)で行われるもので、「美味暮(おしくら)まんじゅう」と表現されています。パワーだけでなく、チームの団結力のようなものが試され、見ても参加しても面白そうなイベントですね。

【全日本美味暮まんじゅう協会事務局HP】
https://osikurakakudai.sagafan.jp/

今回ご紹介をさせて頂いたイベントの中にはコロナ禍で直近の開催が見送られたものも多くあります。イベントの多くが人が集うことから成り立つことを考えると仕方ないことかもしれません。しかし、このような地元の人々の熱意やユーモアで成り立つ面白いイベントが途切れることなく、早く復活する日が来ることを願うばかりです!

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