飲食店の常識を覆す『未来食堂』が仕掛ける様々な取り組み、50分間の手伝いで1食が無料になるシステムも!?

飲食店の常識を覆す『未来食堂』が仕掛ける様々な取り組み、50分間の手伝いで1食が無料になるシステムも!?

投稿者:よっしー

(画像出典:未来食堂公式HP)

どこかで外食をする場合、当たり前の話ですがお店にあるメニューからしか選べない、味付けや調理方法までも自分の希望通りにはならないなんていうのは普通の事ですよね。

しかし、そんな常識を覆してくれるようなお店が東京の千代田区にあります。その名も未来食堂
未来食堂と言っても最新鋭のテクノロジーを駆使したオペレーションを行っている食堂…なんていう事ではありません。

システム等は他にはないものですがこちらのお店のベースにあるのは、昔ながらの人情や思いやりであったり、人助けといった精神なのかも知れません。

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自分の気持ちにあった物を作ってくれる食堂、「未来食堂」

未来食堂は、東京都千代田区にある飲食店です。小林せかいさんという女性オーナーが立ち上げたお店で、小林さんはクックパッドやIBMでエンジニアを務めておられたという経歴の方です。お店には昭和の雰囲気が漂っておりどこか懐かしい居心地の良い空間になっています。

お店のメニューは定食がベースとなりますが、例えばその日の気分や体調を伝えることで、やり取りをしながら一品を注文できたりします。また、お店のお手伝いをすることによって一食分が無料になったりするといった今までの飲食店にはない斬新なシステムを取り入れています。

このように、昭和の人情のようなものが感じられるお店未来食堂は開店以来多くの注目を集めメディア等でも度々取り上げられています。

未来食堂が提供する斬新なオーダーシステムとは?

◆未来食堂の「あつらえ」とは?

では、未来食堂が提供する独特のオーダーシステムの一つ「あつらえ」について紹介していきます。

未来食堂で定食を頼んだ人だけが味わうことができるものなのですが、小鉢の内容を相談しながら決めることができます。定食などについてくる小鉢をいくつかのメニューから選ぶようなお店は多いかと思いますが、未来食堂では壁に貼ってある食材から材料を選び、その日の気分や体調等を伝えることで料理の内容を提案してくれるのです。

例えば、「今日は風邪気味だから、○○と〇〇を使った暖かいものが食べたい。」といったことを伝えるとそれにあった料理を提案してくれるのです。もちろん、調味料や味の好み等も含めて食べる側に寄り添ってくれる内容となっています。

値段の方は定食が900円、あつらえは1品400円となっています。また未来食堂ではご飯がおひつから好きなだけうよそう事ができるのも嬉しいポイントです。

◆未来食堂の「ただめし」「まかない」とは?

未来食堂の入口の壁には、「ただめし券」というものが貼ってあります。これは、誰かがお店の手伝いをすることでお店の方から提供してもらった「まかない」なのですが、自分で使うこともできますが、誰かのために置いておくこともできるというシステム。

具体的には50分間お店の手伝いをすることが前提になりますが、誰かの「まかない」が困っている誰かの「ただめし」になるというわけです。

未来食堂で「あつらえ」を体験したい人はGO!

未来食堂は、東京都千代田区一ツ橋2-6-2の「日本教育会館 B1」にあり半蔵門線神保町駅A1出口から徒歩3分という場所にあります。そして、営業時間は11時から15時まで(日月祝休,金土は21時迄)となっています。

「あつらえ」は金曜日、土曜日の18時からとなっていますが、曜日や時間帯によっては喫茶やお酒も楽しめるようになっています。行ってみたいという方は、公式サイトでスケジュールを確認してみて下さい。また、お店のお手伝いをしたい場合は公式サイトのカレンダーで空き状況等を確認する事が可能となっています。

また、未来食堂にはあつらえの出来上がりを待っている間などに楽しむことが出来る「未来図書」と呼ばれるものもあり、半月毎に入れ替わる本に触れることで未知の世界に触れる事ができるというコンセプトになっています。

普通の飲食店にはない、温かみが感じられる未来食堂では心のこもった料理の他に、元気や「ほっこり」が貰えそうな気がします。ついつい、誰かのために「ただめし券」を残していきたくないのも分かるような気がしますね!😄

【未来食堂】
http://miraishokudo.com/

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