近年話題のSNS就活・採用活動「ソーシャルリクルーティング」とは?

近年話題のSNS就活・採用活動「ソーシャルリクルーティング」とは?

投稿者:Yoshioka Shiori

こんにちは、ライターのしおりです。

近年、SNSなどの普及増加に伴い、採用や就活事情も大きく変わってきています。
そこで今回は、就活生に向けてSNSを取り入れた求人をしている企業や、面白い採用活動についてご紹介していきます。これから就活を控えている方は、ぜひこちらの記事を役立ててくださいね(^^)/

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SNSを活用すれば、採用活動のマッチングが高まる

SNSを活用した採用活動のことを「ソーシャルリクルーティング」といいます。主にフェイスブックやツイッター、LinkedInなどが活用されています。

通常の採用活動に比べて、SNSを取り入れれば企業側も就活生も必要な情報をすぐに知れますし、SNSを介した方が質問など、コミュニケーションもより取りやすくなるメリットがあります。

現在は、SNSを利用している人が多いだけではなく、閲覧時間も年々上昇しています。多くの人が見る機会の多いSNSを採用活動に活用することは、企業側にとっても求人が集まりやすいなどメリットが大きいでしょう。

また、SNSを介した方が書類審査や面接以上に就活生の人柄や価値観を知ることができます。
より深く就活生の情報が知れるため、ミスマッチを防ぐ意味でも取り入れている企業が増えているのです。

SNSを活用した採用活動の事例

では続いてSNSを活用して採用活動を行っている会社をご紹介します。

スターバックスコーヒージャパン

スターバックスはSNSを採用活動に接触的に活用しています。求人用のフェイスブックページやツイッターアカウントを開設し、募集中の職種を紹介、ストーリー機能ではリアルな勤務風景の投稿も行っています。スターバックスはYouTubeチャンネルも開設していて、オリジナルの絵本のようなストーリーやラテの作り方も紹介するなど、企業のオリジナルティが溢れる内容となっています。

https://www.starbucks.co.jp/

日本オラクル

採用専門のツイッターアカウントを開設していて、説明会の開催情報や職種に沿った職務経歴書や履歴書記入のポイント、面接時に役立つ情報など多く投稿されていて、求人情報を見ている就活生にもかなり役立つ内容となっています。

https://www.oracle.com/jp/index.html

ITmedia

こちらもSNSのフェイスブックやツイッターに求人専門のアカウントがある企業です。
ITmediaは自社と相性の良さそうな就活生をキーワードで検索、フォローしながら関係を築くなど、SNS採用を柔軟に取り入れています。それぞれのアカウントでは事業のインタビュー記事なども紹介されていて、求人に志望する就活生は、ITmediaの事業内容をより理解しやすくなっています。

https://corp.itmedia.co.jp/

他にもある!ユニークな求人・採用活動

SNS採用以外にも、ユニークな求人・採用活動を行っている企業は多くあります。他企業と差別化をすることで就活生の印象にも残りやすいですし、ユニークな採用活動を取り入れているからこそ、発想力が豊かな就活生が多く求人に応募する可能性もあります。どんなユニークな採用活動なのか、早速見ていきましょう!

㈱サイバーエージェント

・エンジニアやデザイナー、ビジネスの職種がある中、エンジニア用のエントリープランで以前行った内容は、「GitHubのレポジトリでエンジニアに高評価を与えられた人」が選考を通過するもの。求人に応募してきた就活生の能力がリアルに分かる選考方法で話題となりました。

https://www.cyberagent.co.jp/

㈱VOYAGE GROUP

こちらはゲーム感覚を取り入れたユニークな採用方法を取り入れています。
その内容は4,5人でグループとなり、オフィス内で宝探しを行うもの。就活生の個性や強調性、問題解決能力などをチェックできるそうです。初めて会う人同士で行う選考なので、本来の性格や価値観が表れやすいといえるでしょう。

https://voyagegroup.com/

㈱カヤック

毎年ユニークな採用活動を行っている面白法人カヤックですが、特に話題となったのは2015年の「エゴサーチ採用」です。検索で自分が一番上にくるワードを入力するだけで書類選考はしない斬新な採用方法でした。入力したワードは人事の方が検索してチェックしていたそう。応募者が社会にどんな影響を与えているのかがすぐに分かるユニークな選考方法ですね。(笑)

https://www.kayac.com/

㈱エイチーム

スマホ向けのコンテンツやネット向けのサービス運営などを行っているエイチーム。
2011年の一次選考は、フェイスブックを活用したものでした。オピニオンリーダーとしての経験を投稿するもので、選考通過者はメッセンジャーで知らされる仕組み。就活生はエントリーシートなどを記入する手間もありませんし、企業側もチェックしやすい選考方法です。

https://www.a-tm.co.jp/

[まとめ]

SNSを活用した採用活動は常識になりつつあります。現在はほとんどの企業がSNSに専用のアカウントを持っていて、最新情報を知ることができます。就活の際は、SNSを活用すると企業側とのコミュニケーションも取りやすくなります。

また、中には面白い採用活動を実践している企業も多くあり、選考を通じて応募者の人柄や価値観を知りたい企業は、クリエイティブな感性を大事にしてくれる印象がありますよね。
企業研究の時に企業の採用活動をリサーチすることも、社風を知る上で大事な要素となるのではないかと思います。

これからも様々な「ソーシャルリクルーティング」や就活、採用活動のかたちが生まれ、企業と働き手がより良いマッチングをしていければいいですね!

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