ヴィンテージ家具の名品をアートとして楽しめるイベント『Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″』が開催中

ヴィンテージ家具の名品をアートとして楽しめるイベント『Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″』が開催中

投稿者:広田

(画像出典:公式HPより)

モダンやポストモダン、それぞれの時代に流行したスタイルは後々になっても輝きを放つことがあります。ノスタルディックな雰囲気をまとうことで人々の郷愁を呼び、当時を彷彿させるようなデザインが人々の心を惹きつけて止みません。

その1つに「ミッドセンチュリー期」があり、当時の雰囲気の家具、インテリアなどは今でも人気となっています。そんなミッドセンチュリー期のデザインのインテリアを中心に扱うインテリアショップが一同に会しての展示会が現在開催しております。

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「ミッドセンチュリー期」のインテリア、その時代のデザインの特徴とは

Life in Art "TOKYO MODERNISM 2022

ミッドセンチュリー期とは直訳すると世紀の間、中間といった意味になりますが、その名の通り1950年を中心とする1940年から1960年ぐらい、特に第二次世界大戦が終了してからの期間を指します。

この時期、アメリカは多くの生産能力を持つとともに戦争のために開発された新しい技術の導入、戦争が終わったことによる需要の増加などが見られ明るい時代背景の元、インテリアにおいても独自のデザインが発達しました。

その特徴としては、時代を反映したポップなカラーや技術の進歩の結果可能となったそれまでの家具では見られなかった独特の曲線を用いたデザイン等をあげることができます。

時代背景をインテリアと共に学び楽しむ「Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″」

Life in Art "TOKYO MODERNISM 2022

「Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″」は無印良品や家具ブランドIDEEを展開する良品計画が主催するイベントで、ミッドセンチュリー期のヴィンテージ家具などを扱うギャラリー、ショップが日本中から集まり世界各地のデザイナーの作品を時代背景とともに紹介するイベントです。

海外ではこのようなイベントが開催されると多くのコレクターやマニアが集りますが、日本では以外にも大規模なイベントはこれまで多くは行われていませんでした。家具も機能や造形によってはアートとして日常空間に存在し得るということを改めて感じることが出来ます。

「Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″」の開催概要

Life in Art "TOKYO MODERNISM 2022

「Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022″」は2月25日(金)~4月10日(日)にかけて開催されま、次のような展示がされています。

【Modernism Gallery】

会場:ATELIER MUJI GINZA(無印良品 銀座 6F)
開催期間:2月25日~4月10日

全国からミッドセンチュリー期のヴィンテージ家具やインテリアを扱うギャラリーやショップが出品。各デザイナーのストーリー等も紹介。

【Modernism Auction #Chairs】

会場:IDÉE TOKYO(東京駅構内)
開催期間:2月25日~4月10日

TOKYO MODERNISM 2022に参加するショップオーナー、クリエイター、アーティストの愛用のチェアのオークション企画。

【Modernism Show】

会場:MUJI HOTEL GINZA
開催期間:4月7日~4月10日

TOKYO MODERNISM 2022のメインとなる企画で国内30ほどの店舗がMUJI HOTEL GINZAの客室を舞台に繰り広げるスペシャルなショーとなっておりモダンデザインの名品が集います。

明るい時代背景の元で当時の人達は何を思い、このような家具を作り、そして使っていたのでしょうか。今ではアートとしての価値を伴うまでになったこれらの品々ですが、丁寧に長く使い続けるほど愛情が増してくるのは当時の人も現在に生きる私達も変わらないような気がします。そして、それはこれから主流となるライフスタイルなのかもしれません。

Life in Art “TOKYO MODERNISM 2022”
公式HP:https://www.idee-lifeinart.com/index.html

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