北斎や広重、歌麿などの浮世絵の世界を360度大迫力映像で堪能する『浮世絵劇場 from Paris』

投稿者:まこと

浮世絵と言えば日本を代表する文化として海外でも人気の高いものですが、そんな浮世絵がフランスでテクノロジーと融合した浮世絵劇場が日本へ外旋しました。それが角川武蔵野ミュージアムで開催される浮世絵劇場 from Parisです。浮世絵劇場で江戸と現在の融合した世界を体験し、眠っているイマジネーションを呼び起こしてみませんか 💡

ADVERTISING

図書館、美術館、博物館を兼ね備えたクリエイティブの発信地、『角川武蔵野ミュージアム』

まず、今回のイベント浮世絵劇場 from Parisが開催される場所となっている角川武蔵野ミュージアムについて簡単に紹介しておきます。

角川武蔵野ミュージアムは、埼玉県所沢市の武蔵野に建設された新しいスタイルのミュージアムで、図書館・美術館・博物館が融合した文化複合施設となっています。 

「想像と連想と空想」といった人間の創造力の原点に立ち返るため、有名建築家の隈研吾さん監修の創造性溢れる建物に高さ8mの巨大本棚に囲まれた本棚劇場の他、マンガ・ラノベ図書館、既存の図書館にはない先進的な選書によるエディットタウンといった空間が広がり、そこで様々な展示やイベントが行われます。

浮世絵×テクノロジーによる大迫力な映像で浮世絵の世界に没入できる、『浮世絵劇場 from Paris』

浮世絵と言えば江戸時代を写すものとして、19世紀のヨーロッパで印象派の芸術家達にも大きな影響を与えたものですが、この度フランスでダニーローズ・スタジオによってテクノロジーとストーリーの融合により新しい巨大映像空間に生まれ変り200万人がその圧巻の展示を体験することとなりました。

そして本展示が日本に凱旋、さらにパワーアップし浮世絵劇場from Parisとして公開されることになりました。「SPIRIT of JAPAN」と題して、360度映像に包まれた広大なスペースに浮世絵の世界が展開されます。

2次元から踊り出すような荒波の躍動感に代表される浮世絵の世界観にテクノロジーやストーリーが加わることで浮世絵の中に紛れ込んだかのような没入感を味わうことが出来るものとなっており、いわば時空を超えて、北斎や広重、歌麿の世界に身を置くような感覚に包まれるようです。

そんな浮世絵劇場 from Parisの開催概要は以下の通りとなっています。

場所:角川武蔵野ミュージアム1階グランドギャラリー

期間:2021年10月30日(土)~2022年4月10日(日)

開館時間:日〜木曜10:00~18:00 、金・土10:00~21:00(休館日 第1、3、5火曜日) 

・チケット 

オンライン 一般(大学生以上)2,200円、中高生1,800円、小学生1,100円、未就学児無料

当日窓口 一般(大学生以上)2,400円、中高生2,000円、小学生:1,300円、未就学児無料

【 浮世絵劇場from Paris イベント概要】

https://kadcul.com/event/50

浮世絵の不思議な魅力は今を生きる私達の感覚として理解できる部分はもちろんありますが、今回、浮世絵劇場from Parisで展開される空間に身を置くことによって、必ずや呼び起こされる新しい感覚があるはずです。そしてそれは新たなイマジネーションとなり、また違う世界をみせてくれると期待せずにはいられません。

是非、武蔵野の大地でそんな体験をしてみたいものです!

この記事をシェアする

関連する記事