緊張を楽しさに変える為にできる4つ事

緊張を楽しさに変える為にできる4つ事

投稿者:松村

「緊張を力に変える」とか言ったりもしますが、そうは言ってもやはり大切な場面で緊張してしまい実力が発揮できないことも多いと思います。スポーツやテスト、それにビジネスの現場などでも過度の緊張の結果、失敗をしてしまったという事をよく耳にします。

今回はそんな緊張を楽しさに変え、結果に繋げるコツを4つ紹介させて頂きます。

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緊張していることを認める

まずは、緊張していることを認めることから始めてみましょう。緊張するのが当たり前と思い、自分が緊張してきたなと思ったら、そんな自分を受け入れてください。緊張しないでおこうと思えば思うほど緊張するものですし、そうなっている自分に対して拒否反応が起きてしまいます。

思い切って、緊張している自分を客観的に見て楽しむぐらいの気持ちになってみると少し楽になります。

過度に意識して集中しすぎない

緊張すればするほど周囲が見えなくなり、それが更なる緊張に結び付きます。

そんな時には「あえて少し気をそらす事」も有効です。例えば、入試の試験会場ならば外の景色に目をやって、咲いている花や流れる雲に目をやってみてください。一緒にいる人に他愛もない冗談を言ってみるのもいいかもしれません。

そうやってわざと気をそらす事で緊張感が緩むことがあります。スポーツ選手がガムを噛んでいる光景を目にされたことはあると思いますが、あれも過度の集中を防ぎ、気をそらせる効果があるようです。

あらゆる想定を事前にしておく


緊張感に支配される状況として、何かアクシデントが起きた場合があります。思わぬ出来事に遭遇すれば、それだけで緊張してしまいます。そうならないためにも事前に色々な想定をしておく、それも最悪の事態も覚悟しておくことで、何かあった時に過度に緊張しにくくなります。 

緊張しそうな場面での「呼吸法」を身につける

数々の成績を残している有名アスリートでも、緊張しそうな場面用のオリジナルの呼吸法を身につけている事が多くあります。

緊張状態というのは、自律神経のうち交感神経が優位に立っている状態です。交感神経とは、運動した後や緊迫した場面などで血圧が上がったり脈拍が速くなることに繋がるもので、副交感神経はその逆、リラックス状態を作り出す神経です。

そして、息を吸うことで交感神経が、吐くことで副交感神経が優位に立つと言われています。つまり、大きく深く息を吐き切ることで副交感神経を優位にし緊張状態をほぐし、リラックスした状態を作り出すことができると言われています。普段から緊張する場面を想定し、自身が落ち着ける呼吸法を研究している方も多いようです。

緊張と言うとネガティブなイメージが伴いますが、一方で緊張感となれば、ポジティブな意味合いも出てきます。実力を発揮し、素晴らしい成果を残すためには、一定の緊張感は必要となってきます。

しかし、それも過ぎると自分がどこにいるのか、何をしなければいけないのかも見失ってしまいます。自分なりの緊張を和らげる方法を見つけて、緊張を楽しみに変えてしまいましょう 💡

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