泊まりながら演劇に参加できる!?宿泊型の新感覚エンタメ『藍色飯店』

泊まりながら演劇に参加できる!?宿泊型の新感覚エンタメ『藍色飯店』

投稿者:マサ伊藤

エンターテイメントの中でも演劇に求められるものは一種の「没入感」のようなものだと思いますが、その没入感が半端ないイベント、演劇があるのです。それが泊まれる演劇・藍色飯店です。

実際のホテルを舞台に繰り広げられるこの演劇、従来の観客席から眺めるものとは全く違うものとなっており体験してみる価値がありそうです。

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本場ニューヨークでも人気のエンターテイメント「泊まれる演劇( イマーシブシアター )」とは?

泊まれる演劇は、いわゆる「没入型演劇」「体験型演劇」と呼ばれるもので、従来の客席に座って舞台の上で演じられているものを見るというスタイルではなく、物語が繰り広げられる舞台を自分で巡ることによって、そこで繰り広げられる物語を見るだけでなく体験していく仕組みになっているものです。

イマーシブシアター」とも呼ばれ、演劇の本場ニューヨークのオフ・ブロードウェイでも人気となっています。自身もその場に入り込んで、時には登場人物の1人となることで今までにはないほどの感動、そして没入感を覚えて舞台を後にします。

そんな中でも、「泊まれる演劇」はホテルを舞台に繰り広げられるもので、HOTEL SHE,が企画・プロデュースしているものです。チケットはすぐに完売するほどの人気のイベントとなっていて、宿泊者は舞台となったホテル内を行き来しながら物語を体験していくことになります。

コロナ禍の昨年は、「泊まれる演劇 In Your Room」ということでオンラインで沢山の演劇が公演され、多くの方が自分の部屋から参加しました。

HOTEL内で繰り広げられる、時間を忘れた部屋を巡る物語

では、そんな「泊まれる演劇」の新しい公演となる「藍色飯店」はどのようにして、物語が進んでいくのでしょうか。

舞台となるのは、とある港町にひっそりと佇むHOTEL「藍色飯店」。

既に廃業し、時の流れの中で取り残されたままのようなそのホテルに明かりが灯ることで舞台の幕が開きます。怪しげな音と光に包まれたホテル全体が物語の舞台となります。チェックインと同時に物語はスタートするのですが、スマホや携帯電話、時計といった時間の分かるものは全てチェックイン時に預けることになります。

そして、館内を散策しようと向かったフロントで用意された「時を忘れた部屋を巡る旅」への切符を手に、ホテル中で繰り広げられる物語に参加することになっていくのです。そして、公演終了後にバーラウンジや客室でカクテルを飲みながら、それぞれが体験したシーンについて話をすることで、次第に物語の全貌が明らかになっていきます。

台湾などのアジアン料理をベースにした限定フードメニューやスイーツも楽しめるようになっており、演劇だけでなくそちらも楽しみですね。

泊まれる演劇「藍色飯店」に参加するには?

そんな「泊まれる演劇『藍色飯店』」は、大阪府大阪市港区市岡にあるHOTEL SHE, OSAKAで公演されます。

開催される期間は2021年11月11日(木)~11月30日(火)(11月18日,25日は休演)となっていて、19:30〜20:00(VIP TWIN ROOMのみ19:15〜20:00)にチェックイン、チェックアウトは翌朝の翌朝12:00となっています。

チケットの販売等は次のようになっています。

・一次チケット販売(抽選):9月3日(金)20:00〜9月12日(日)23:59

・二次チケット販売(抽選):9月14日(火)18:00〜9:20(月・祝))23:59

・チケット一般販売(先着):未定

・料金 一人当たり19,000円〜(2名一室)、24,000円〜(1名一室)、16,000円〜(2名一室・チケット購入者様が22歳以下の場合)等

大変人気のチケットとなっているので、もしチケットが手に入れば相当ラッキーですね。

確かに、演劇を見る時ってどこかで物語の中に自分を落とし込んでいて、その上で感動したりしています。それが今回の公演のように、そこにいながら、しかも宿泊しながら参加できるとなれば確かに没入感や余韻は半端ないような気がします。是非、チケットを手に入れて参加したいものですね。🏨

【藍色飯店公式HP】
http://aiirohanten.com/

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