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『野菜ソムリエ』を題材にした小説が面白い‼本で野菜と農業をもっと知ろう🍆🍅

『野菜ソムリエ』を題材にした小説が面白い‼本で野菜と農業をもっと知ろう🍆🍅

投稿者:高波

こんにちは、アミューズライターの高波です!

突然ですが、「野菜ソムリエ」って知っていますか?

野菜ソムリエとは、野菜・果物の知識を身につけ、その魅力や価値を社会に広めることができるスペシャリストとして生産者と生活者の架け橋となることを目的とし、活動をしている方達の事で、なんと民間の資格や日本野菜ソムリエ協会というものまであり、幅広く活動しております。

決して、料理人や農家の方などのプロに向けての事だけでなく、野菜・果物の目利き、栄養、素材に合わせた調理法など毎日の食生活に欠かせない野菜・果物の幅広い知識を身につけることで、一般生活においても家族の健康や食に関わるさまざまな事に活かすことができるという事で、今大変注目されているそうです。

今回はそんな「野菜ソムリエ」を題材にした小説 『野菜ソムリエ農家の赤井さん』 をご紹介させて頂きます。こちらの作者の浜野稚子さんとは、 以前に浜野さんの作品で編集を担当させて頂いたというご縁があり、この度、作品の魅力や野菜ソムリエの事について実際にお話しを聞かせて頂く事となりました。

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野菜ソムリエを題材にした小説「 野菜ソムリエ農家の赤井さん 」

高波:ご無沙汰しております!この度は『野菜ソムリエ農家の赤井さん』のご出版、おめでとうございます。

浜野:ありがとうございます。こんなかたちでまた高波さんにお世話になれるなんて、光栄です!

高波:デビュー作の『レストラン・タブリエの幸せマリアージュ』がワインソムリエのお話でしたが、新作は野菜ソムリエと、ソムリエをテーマにした作品が続きましたね。

浜野:そうですね、ソムリエ続きましたね。お忘れだと思いますけど、実は野菜ソムリエというお仕事、前に雑談の中で高波さんがおっしゃったんですよ。野菜ソムリエって、私にはぼんやりしたイメージしかなかったんですけど、高波さんの『野菜ソムリエというのもありますよね~』という言葉が何だかとても気になって。その後、『農業と小説』について考えるお仕事をたまたまいただいて、『あ、これつながる!』と思い、赤井さんを野菜ソムリエであり農家であるヒーローにしました。

高波:おお、それは私のナイスつぶやきでした……(覚えていない)

1年を通して、実際にナス農家に通った。🍆

高波:野菜ソムリエがテーマということで、前作のワインソムリエと同様に、かなり専門的な知識が必要とされる作品だと思います。執筆にあたっては、どのような取材をされたのでしょうか?

浜野:農家のシーンをしっかりと書きたかったので、ナス農家さんに一年通してお仕事を手伝わせていただきました。二年が経った今でも、夏の忙しい時だけ続けさせていただいてます。農業は生きている充実感が得られるお仕事ですね。

高波:それはすごいですね……でも、納得です!作品を読んでいると、「浜野さんって農家の人だったのかな」と疑わないくらいに、様々な事情や知識に精通されているんですよ。資料を集めただけでは再現できない、農家のリアルな悩みや感情までもが描かれていました。

浜野:ありがとうございます。野菜ソムリエの部分は、野菜ソムリエ体験講座を受講させていただきました。お話が続くようなことがあれば、こちらの取材はもっときちんとしなければ書けませんね。

高波:浜野さんの取材のおかげで、リアリティのある世界を楽しみながら、読んでいるだけで色々なことを学べる作品でした。

キャラクターへのこだわり🍅

高波:ファン文庫さんは「お仕事×女性×ドキドキ」というテーマの作品が多いですよね。今回、ドキドキという要素では、どのようにこだわられましたか?

浜野:皆様にドキドキしてもらうために、主人公に共感していただけるように考えました。仕事に真面目に向き合う姿をしっかり書くことで、主人公を好きになってもらい、彼女の恋愛を同じ視点で楽しんでもらえるような形になればと……。

高波:なるほど!主人公の青田モモコ(以下:青モモ)ちゃん、好感度が高くて可愛いですよね。無農薬の天然野菜といいますか、風に吹かれ雨に打たれるままに、へこんだり回復したりして……とても素直な子だという印象でした。

浜野:よかった!男性の高波さんにも、青モモの素直さをかわいらしいと受け取っていただけましたか。素直で一生懸命で、そして行動もしっかり起こすところが、青モモの魅力と思っています。

高波:そんな青モモと赤井さんの物語ですが、浜野さんのお気に入りのシーンはありますか?

浜野:そうですね……。赤井さんが、青モモに明るい未来を感じさせたり、未来への期待を高めてあげるところが何カ所かあるんですが、それらすべてがお気に入りです。

高波:わかります……赤井さん、厳しくも優しく丁寧に、いろんなシーンで青モモの将来を考えてあげていますよね。それもすごく自然で、カッコいいなと思いました。

浜野:それから、赤井さんがお酒でキャラがかわるシーンですね。担当してくださった編集の方が、好きだと言ってくださって、めちゃくちゃうれしかったです。

高波:あのシーンはだって……ねえ?女性だったら喜ばないわけがないですよねー?(笑とにかくもうギャップ萌えが最高でした。

人と野菜、人と人。🥦

高波:赤井さんは恵まれた容姿をしていますが、そのことでトラブルに巻き込まれたり、自分の本質を見てもらえないといった不満を持っています。人間の社会では、相手に優しさを与えることが、決して望んだ結果になるとは限りませんよね。その点で野菜は、赤井さんにとって、自分の優しさやこだわりを遠慮なく注ぎこめる相手なのかなと思いまいした。

浜野:そうですね。人付き合いが不器用な赤井さんにとって、野菜の世話は心の安らぎでしょうね。野菜作りが赤井さんの独特の優しさを育てたんですね、きっと。

高波:最初は無愛想な赤井さんが、青モモの頑張りによって、だんだんと心を開いていく様子がとても良かったです。赤井さん視点で読んでも、青モモと出会えて良かったなと思えました。

浜野:赤井さんの気持ちが、青モモに沿って柔らかくなっていく様を自然に感じていただけたなら、大変うれしいです。

こんな方に読んでもらいたい🥕

高波:浜野さんは『野菜ソムリエ農家の赤井さん』を、どんな読者に読んで頂きたいですか?

浜野:若い女性に農業に興味を持っていただけるように、というところからスタートしていますから、やはりまずは若い女性におすすめしたいです。けれど、男性にも面白かったと言っていただけるなら、恋愛だけではない部分も伝えられる話になっているかもしれません。そうだったらいいですね。読んでくださる方が、農業はもちろん、一生懸命になれることに無駄なことはないという気持ちになっていただけるとうれしいです。

高波:私も本当に楽しく読ませて頂きました。農業や野菜に興味のある方には読んで頂きたいですし、キャラクター小説としても、ドS系の男子が大好きな方に、本作をオススメしたいと思います。恋愛の駆け引きも面白いですよー?いい感じに小賢しくて、イヤーな女性キャラが出てくるので、ラストにスッキリ感があるのです!

高波:最後になりますが、これから浜野さんがどのような作品・作家を目指して行かれるのかを教えてください。

浜野:ただ書きたいものを書きたいように書くのではなく、もっともっと面白くするにはどう書くかを探って探ってお話を作っていきたいなぁと思います。ひとつのお話のためにたくさんの方にお力をいただき、とても感謝しています。ありがとうございました。

高波:浜野さん、本日はありがとうございました!これからの活躍に期待しています!

浜野:こちらこそ、ありがとうございました。

編集後記

キャサリン:高波さーん、これ読ませて頂きました!すっごく面白かったです!夕飯はナスにします。

高波:ナス以外の野菜も食べてくださいね。トマトとの相性がバッチリだそうです。

キャサリン: トマトと言えば、表紙の赤井さん、めっちゃカッコいいですよね。私もトマトになってかじられたいです!

高波:(女性の妄想力は凄いからな……)キャサリンさん、もう少しライターっぽいコメントを頂けますか。

キャサリン: はい、青モモ、可愛い!赤井さん、かっこいい!こんな感じでよろしいでしょうか?

高波:よろし……くはないですが、もう逆にアリな気がしてきました。本を読んだ直後ってそういうテンションになりますからね。じゃあ、特に好きだったシーンはありますか?

キャサリン: 終盤の、赤井さんがお酒で×××××になるんだけど、実は×××××××だったというシーンですね。あと、野菜ソムリエのイベントで……(以下ぜんぶネタバレ)

高波:ストーリーの構成的に、終盤のご褒美に向けた形だから、そういう感想になるのも仕方ないですね。

キャサリン: 浜野さんのファンになりましたよ!ああ、私という野菜にも、赤井さんのような男性が現れてくれないかな?

高波:キャサリンさん、ありがとうございました〜。さて、本記事で『野菜ソムリエ農家の赤井さん』興味を持ってくれた方は、ぜひ読んでみてくださいね!美味しいサラダとワインを召し上がりながら、しっかり読んで楽しまれることをオススメいたします!

ファン文庫公式サイト
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