2021年の東京は銭湯が熱くする!『TOKYO SENTO Festival 』が今年5月に開催予定 ♨

2021年の東京は銭湯が熱くする!『TOKYO SENTO Festival 』が今年5月に開催予定 ♨

投稿者:Jiro Matsushita

(画像出典:TokyoTokyoFestival)

TOKYO SENTO Festivalは元々、2020年に東京オリンピック・パラリンピックに合わせて東京を盛り上げるイベントとして企画されたものでしたが、新型コロナウイルスの流行により開催が延期された為、今年の2021年5月に開催予定となっているイベントです。

銭湯という日本に古くからある文化発祥の場を通して、様々なアーティストの作品を発信することで東京を盛り上げていこうという面白い取り組みをしている本イベント。今回はそんな銭湯×エンタメTOKYO SENTO Festival をご紹介させて頂きたいと思います。

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TOKYO SENTO Festival (東京銭湯フェスティバル)とは?

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

TOKYO SENTO Festivalは、本来2020年の東京で各地域の銭湯を中心に行われる予定だったイベントで、東京都主催のもと、その製作発表会見も2019年10月10日(せんとうです…笑)の銭湯の日に、東京都公衆浴場業生活衛生同業組合の本部で行われました。

銭湯と言えば、昔は誰もが通った交流の場であり、文化発祥の場だったと言えるような場所です。そんな銭湯から様々なアーティストが発信を行い、銭湯から東京を熱くしよう!という目的で企画された文字通りめちゃくちゃ熱いイベントなのです。

そして今年、2021年5月26日の「GO!風呂の日」から9月10日のパラリンピックの最終日にかけて、東京都浴場組合加盟の500以上銭湯を対象としてイベントが行われる予定となっています。

TOKYO SENTO Festivalのプロジェクト概要は?

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

TOKYO SENTO Festivalでは、次のようなプロジェクトが繰り広げられます。

① 銭湯アート

②暖簾 (のれん) アート

③スタンプラリー

このうち、銭湯アートは会場となる4つの銭湯でアートが展開されるのですが、銭湯ペンキ絵師の田中みずきさんが監修を行っています。また暖簾 (のれん)アートでは、アーティスト描き下ろしのオリジナル暖簾が、東京の500もの銭湯を鮮やかに彩ります。そして、会期内に銭湯を巡ってスタンプを集めると「TOKYO SENTO Festival2020 特製てぬぐい」が貰えるようです。これを機に、東京の色々な銭湯巡りをしてみるのもいいですね。♨

TOKYO SENTO Festivalの『銭湯アート』とは?

では、最後にTOKYO SENTO Festivalのメインとなるプロジェクト「銭湯アート」について、もう少し詳しくご紹介をさせて頂きたいと思います。銭湯アートは異なった4つの会場で、それぞれのアーティストが独自の表現をしていくものとなっています。

みいつけた!湯(弁天湯・吉祥寺)

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

吉祥寺の弁天湯では、NHK Eテレの幼児番組「みいつけた!」でお馴染みの大塚いちおさんが、オフロスキーを始めとする「みいつけた!」のキャラクターたちによって銭湯をプロデュースされます。ポップな色調が銭湯をより華やかに、そして可愛らしくしてくれるでしょう。

古代バラネイオンの湯(八幡湯・代々木八幡)

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

代々木八幡にある八幡湯では、あの「テルマエ・ロマエ」のヤマザキマリさんによって、古代オリンピックのある日が2021年の東京の銭湯で再現されます。馴染みのある銭湯を題材にした有名漫画を前に湯船につかったら、何だかとても雰囲気が出そうですね。

アール湯ルット(萩の湯・鶯谷)

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

鶯谷の萩の湯では、青木尊さん、清美さんを中心に、「アール・ブリュット」と呼ばれる既成の表現方法にとらわれない独自に方法は発想で産み出された芸術により「人のつながりから生まれる豊かさ」が表現されます。どの様に銭湯というものとコラボレーションされるのか、とても楽しみです。

湯覧線 ゆうらんせん(金春湯・銀座)

TOKYO SENTO Festival 東京銭湯フェスティバル 2020 2021 銭湯

銭湯らしいペンキ絵と現在アートが融合した作品に出逢えるのが湯覧線です。グラフィックデザイナーの大原大次郎さんと映像デザイナーの井口皓太さん(CEKAI)のコラボレーションで、大胆なプロジェクションマッピングを利用したペンキ絵を、こちらは銀座の金春湯で見ることができます。

今回は銭湯で東京を熱くするイベント『 TOKYO SENTO Festival 』をご紹介させて頂きました。東京に訪れる多くの人に対するおもてなしの心の現れとあると同時に、東京の人にとっても、そこで繰り広げられる非日常と銭湯というノスタルジーの融合は、新たな発見となること間違いなしです。

そして願わくば、本イベントの元々の趣旨でもありました東京オリンピック・パラリンピックに合わせたかたちで国内のみならず多くの人が東京に、そして本イベントに来る事により東京を熱くする、という想いの通り、今年良いかたちでイベントが主催されれば良いですね。♨

【TOKYO SENTO Festival 公式HP】
https://tokyosentofestival.jp/

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